2023/11/21 12:00
マルミミネコ初個展「メロウなアパートメント」
会期:2023年11月2日(木)〜26日(日)
時間:12:00-19:00
※月、火休廊日
※11/12(日)と展示最終日は17:00終了
プロフィール
岡山県在住のイラストレーター。
名前は「丸い耳の猫」という意味。
不思議で素敵な洋服を着た女の子たちや動物たちが戯れる、
どこか大正ロマン漂うイラストを描いています。
ウェブサイト、SNS等
HP : https://marumimi1228.wixsite.com/my-site
Instagram : https://www.instagram.com/marumimi34
ーー初個展おめでとうございます。まだマルミミネコさんの事をご存知ない方もいらっしゃると思うので自己紹介をしてもらってもいいですか?
マルミミネコ 初めまして、イラストレーターをやっておりますマルミミネコと申します。岡山県在住で2022年から本格的にイラストレーター活動を始めました。
ふわりと素敵なお洋服を着た少女やふわふわな動物たちが一緒にのびのび自由に戯れているイラストを描いてます。
ーー名前の由来は何ですか?
マルミミネコ 以前動物病院で働いていた時に来てた患者猫の中に耳が丸い子がいてそれが何故かいたく気に入ってそこから取りました。丸い耳の猫→マルミミネコ
ーー絵を描き始めたのはいつ頃からなんですか?
マルミミネコ 私は双子なんですけど、保育園の頃は双子の姉とよく「喋りながらお絵描き」と言う遊びをやっていました。描いている絵がどんな行動を起こすかを互いに口に出しながら「走る」なら走っている絵を描くなど、そのぐらいから絵を描き始めました。しかし小学校中学校では何故か絵を描かなくなり、再度書き始めたのが高校生の時で、美術部に入ったのがきっかけでした。しかしその時はイラストというよりも人間や猫をモチーフにしたパステル画などをよく描いていました。今のようなイラストを描き始めたのは2年くらい前からです。
ーー今年の初めに絵の営業に東京へ来られた際にトーキョーピクセルへ寄っていただいたことがきっかけで今回の展示が決まったんですよね。どんなところを周ったのですか?営業の成果はどうでしたか?
マルミミネコ そうです。今年三月にこのままじゃダメだと思って思い切って東京に行った際、トーキョーピクセルさんでの個展を有難いことに決定させて頂きました。
その時、東京へ行ったのは二つの目的があったからで一つがギャラリー巡り、一つがイラストの営業でした。まず準備として、出発する前に営業をさせてもらう会社を見つけなくてはと思い、主に編集プロダクションさんにイラストの持ち込みをさせてくださいという電話やメールをしました。しかし許可が出たのは一社だけでコロナ禍だったこともあり基本的にほとんどNGでした。許可を出していただけた会社は主にペット関連の本や雑誌を扱われている編集プロダクションさんで、会社に実際に伺って担当の方とお話ししてみると、私からのメールを受け取った時点から、この人はいろいろと聞きたい質問したい人なんだろうなと察してくださったようで、伺った時点から「なんでも聞きたいことは聞いてください」という温かいスタンスでいてくださいました。なのでいろいろと聞きたいことを質問できたという面ではとても大きな成果を得られたなと思っております。でも現時点でお仕事には繋がっていないのでそういう面での成果はまだ得られてません。
ーーマルミミネコさんの作品は目の大きな女の子とモコモコした生き物が特徴的ですが何か理由があるのですか?
マルミミネコ 動物と女の子ともに理由は特になくて、イラストを描き始めた時に自分にしか描けないオリジナルの動物や女の子を描きたいという思いが強くて、みたことないものみたことないものと試行錯誤を重ねた結果現在のふわふわの動物であったり、目が真っ黒で大きい女の子だったりにたどり着きました。
でも、「ペットは飼い主に似る」というように、不思議なんですが女の子がどこか私の顔に似ているなと最近気付きました。ちなみにふわふわ動物の方は私が飼っている猫のバニラちゃんの顔に毛質共にそっくりです。
ーー会期と同時に音声で作品解説をしていただいています。はじめて聞いた時ストーリーがしっかりしているのと話し方のうまさにとてもびっくりしたのですがそういう勉強をしてきたのですか?
マルミミネコ ありがとうございます。そういう勉強は特にしていなくてむしろ普段の会話は下手な方です。いつもあらかじめ解説は文章に書き出して整えておいてからナレーションをしています。詳細なストーリーは後付けすることが多くてそれの軸となる設定を作ってからいつも描き始めています。
ーー画材について教えてください。
マルミミネコ 女の子を描く時にしか線画きはしないんですがその時はコピックのマルチライナーの細いやつを使ってて頬の赤みは色鉛筆で塗ってます。色塗りは透明のアクリルガッシュと不透明なアクリルガッシュを使ってます。透明アクリルガッシュはよく私が透けている洋服を描くことが多いので好んでます。本当は透明アクリルガッシュだけで良いんですが住んでるとこが田舎で不透明なものしか売っていないので代替品として使ってます。
動物を描くときは、鉛筆とコピックと色鉛筆を使ってます。私の動物の場合、色や線が濃すぎるとふわふわ感が半減してしまうので薄くて柔らかい質感のこれらを好んでます。紙もクロッキー紙のクリーム色を使ってて耐久性が弱くシワがよりやすいなどのデメリットはあるんですがふわふわ動物の雰囲気とよくマッチしているように感じてます。
ーー今後やっていきたいことはありますか?
マルミミネコ 絵本を最後まで描き切る!です。数年前に動物を主人公に作ったことがあるんですが挫折してしまって、今度はいつも描いてる女の子を主人公にしてみて自分の想像していることを自由に物語にできたら良いなと考えてます。
また本の挿絵や装画などの、イラストをお仕事に繋げることにも引き続き挑戦していこうと思ってます。
ーー最後にお客様に向けてコメントをお願いします。
マルミミネコ 今回初めての個展を開催させていただくにあたりSNSにて祝福応援してくださった方、わざわざ展示を見に来てくださった方々、本当にありがとうございました!
これからもどんどんイラストを描いていくので引き続き見て楽しんでいただけましたら嬉しいです!
マルミミネコさんの作品は通販でもお買い求めいただけます。是非ご利用ください。
https://shop.tokyopixel.jp/categories/5534110